2023年2月10日（金）オートデスク（AUTODESK）主催のイベント「Fusion 360 CONNECT」で講演の機会をいただき、大阪まで行ってきました。
「Fusion 360 Connect」は、気軽にFusion 360というプラットフォーム（基盤）を通じて、新たな技術と繋がり、人と繋がり、ご自身の未来のビジネスの可能性と繋がっていただくために企画されているもので、ビジネスの最前線でFusion 360 に関わるユーザが主役。Fusion 360をビジネスで活用されている方、更に仕事で活用されたい方、これから業務活用にご関心のある方などのためのオートデスク主催のイベントです。
あいさつ
今回のFusion360CONNECT で驚いたことがありまして、オートデスクの藤村さんがスーツを着ていたことです！
Meetupイベントと区別されているようで、CONNECTは、ちょっと真面目！？
今回の講演者のお話しも金属3Dプリンタやジェネレーティブデザイン、CAEなど、個人ユーザー向けというよりは、企業様向けでしたね。
Fusion360の開発最新動向について、お話しを聞くことができました！
【講演①】Fusion360とオールインワン防護服の開発
講演者の大河澄男様は75歳。75歳で3DCAD-Fusion360を覚えて使って、3Dプリンタを活用したモノづくりをしている姿に夢がある！って思いました。自分も死ぬまでCADとモノづくりをしていこう！と思います。
講演は、防護服をつくったという、お話しで、特殊なファスナーを3Dプリンタで作られていました！
（すみません、写真なしです。）
【講演②】設計者解析がもたらす効果とコストダウンメリット
イケゾエFRPプロダクツ株式会社の池添紀彦様からFusion360を使って顧客のワンオフデザインを行い、完成品のイメージ作成や強度計算、作図などで活用していました。
イケゾエFRPプロダクツ株式会社様は、ローリータンクや丸型タンクを中心に、FRP製品、HDPE製品の製造を行っている会社様で、3Dデータで打合せするメリット、Fusion360シミュレーションの効果のお話しを聞くことができました。
【講演③】金属３Dプリンタがモノづくりを革新させる！
地方独立行政法人大阪産業技術研究所の中本貴之様から金属3Dプリンタの種類や仕組み、形状を設計する上でのポイント、構造最適化についてなど、とても高度で役に立つお話しを聞くことができました。
【講演④】Fusion 360が着実に変革する田舎の鉄工所
メタテック株式会社（鳥取県）の森脇剛様からFusion360を活用した板金設計、シミュレーション活用方法について、お話しを聞くことができました。実際の変位量とシミュレーションとの変位量が、ほぼ同等な値になっており、Fusion360のCAE機能の信頼性がよく分かるお話しでした。
メタテック株式会社（旧名称：有限会社友森工業）
http://tomomori-kogyo.co.jp/index.htm
【講演⑤】瀬尾高圧工業における積層造形・Generative Designへのチャレンジ
瀬尾高圧工業株式会社の半田孝文様とFusion360のジェネレーティブデザインの取組みについて、お話しを聞くことができました。また、ジェネレーティブデザインを支援した応用技術株式会社の今田勇太様から、Fusion360でのジェネレーティブデザインの使い方について詳しくお話しがありました。
【講演⑥】経営幹部にも聞いて欲しい！３次元ツール活用で製造業DX
私、テルえもん（小原照記）から岩手県での3Dツール技術推進活動、Fusion360の活用事例をお話しさせていただきました。
感謝～名刺交換～
今回、1番嬉しかったことが、講演後に多くの人と名刺交換をすることができたことです！！
名刺交換してくださった皆様、声をかけてくださった皆様、ありがとうございました！
やっぱりリアルでお会いしてお話しできるのは良いですね♪
オンラインは移動することがなく、楽な面もありますが、セミナー後のリアルな交流ができないのが寂しいですよね。岩手県から大阪への移動は、時間がかかりますが、リアルにお会いして話すことの楽しさ、大切さを改めて感じたイベントでした。
名刺交換した方々で、わざわざ会社を休んで来てた人達もいまして、そんな方達とお話しできて嬉しかったですね。
テルえもんさんの書籍でFusion360勉強しました！と声を掛けてくださる人もいまして、書いて良かったなという想いと、これからも頑張ろうという気持ちになりました！！感謝☆これからも頑張ります！
