2021年8月24日のFusion360アップデートで「プラスチック射出成形シミュレーション(樹脂流動解析)」がプレビュー機能として搭載されました!
早速、操作してみましたので、簡単に画面をキャプチャしたものを貼り付けて説明します。
まずは、プレビュー機能ですので、一度、基本設定から使えるようにチェックを入れます。
データを開いて、作業スペースをシミュレーションに切り替えて、「プラスチック射出成形」を選択
画面は、他のシミュレーションの画面を大きくは変りません。上のメニューを左から順番に設定していく感じですね。
まずは、マテリアル(材料)。今回は、一般的なABSを選んでみました。
次に射出位置を設定します!
「外見要件が高い面」というのも設定できました。
プロセス設定ができ、樹脂温度や金型表面温度などが設定できました。本格的ですね!
他にも設定できそうですが、とりあえず、解析ができそうなので、解析してみました。
クラウドでしか計算できないみたいです。クラウドクレジットが「0」になっているので、無料で使えるのかな??
結果が表示されました!
充填やソリやヒケ、ウェルドラインなど、様々な結果を確認できるみたいです!
充填の様子をアニメーション(動画)でも確認できました。
実際に操作してみて、予想以上の機能でビックリしました!
ぜひ、ご興味のある方は、お試しください!!
YouTubeチャンネル「テルえもんCADルーム」に一連の操作の流れを動画にしました。
ぜひ、参考に見てみていただければ幸いです。
<追加情報>
操作してみてゲートやランナーなどの設定は出来ないみたいなので、複数個取りをシミュレーションしたい場合には自分で3Dモデルをつくらないといけなそうですね。